両立支援コーディネーターとは
働き方改革の項目の一つに「病気の治療、子育て・介護等と仕事の両立、障害者就労の推進」があります。
子育て・介護・治療はライフイベントの中で、いずれも重要なモノで仕事と両立させていくことは大きな課題です。
「育児」と「介護」は自分がサポートをする立場ですが、「治療」は育児と介護と異なり、自分がサポートされる立場であり、また、いつ遭遇するか想定も出来ず、その期間も不明瞭です。
両立支援コーディネーターは、仕事を辞めずに治療が受けられるように、主治医↔労働者↔会社の橋渡し支援を行う役割を担います。
主に下記の疾患にかかっている方の支援を行います。
★がん分野 ★脳卒中分野 ★糖尿病分野 ★メンタルヘルス分野
各疾患で就業を続ける際に、留意することや各病気の症状など必要な事を学んでおり、主治医↔労働者↔会社の中で労働者の状態に合わせて就業が行いやすいように動きます。
今や、癌は不治の病ではなくなり、5人に1人がかかるとも言われており、毎年86万人が癌に疾患し、その約3分の1(約28万人)が勤労者であると言われています。 その内、34%の人が離職をしており、34%中の9割が依頼退職をしている状況です。
仕事を辞めずとも、働ける状態である人もいるにも関わらずです。
当社は、このような疾患を持っていらっしゃる方の今後のキャリアを含めたサポートも行っています。